2014.11.10
粋な文化
秋も終わりに近づいてきましたが、休日に歌を詠む会に行き、芸術の秋と食欲の秋を満喫してきました♪
私がやっているのは「連句」といって、ルーツは平安時代から始まる歴史ある歌あそびです。
一度の集まりに「五七五」と「七七」を分けて全12句を皆で詠み合います。
それぞれの順番に夏の季語を入れる、恋の歌を詠むなどの決まりごとがある中で、
前の句から受けたイメージを詠みます。
思いついた人が「ハーイ」と手を上げて歌を発表していきます。(連想ゲームに近いかな。)
想像力をふくらませて、言葉の響きも考えながら「五七五」「七七」の文字数の中に収める。
普段使わない脳をフル回転させるのが楽しく、自分にはまったく発想になかった歌が出てくるところがまた面白い。
テレビもインターネットもゲームもない時代、人が集まれば歌あそび、
喜び、悲しみ、愛の告白など、様々な想いを和歌に託していたんですね。いやー、粋だなぁ。